働く独女の戯言、独り言by林ティアラ

働く独女の日常とフィギュアスケート愛を語ります。

紀平梨花とその他大勢な感じの全日本フィギュア女子シングル

冬至です。

ハムスターにはかぼちゃを用意したけれど、人間のは忘れてしまいました。

まあいいか、一緒に食べた気になろうと思うアホな飼い主です。

 

さて、全日本フィギュア選手権真っ最中の12月の日曜日。

昨日は女子シングルフリーが行われ、ぶっちぎりで紀平梨花が初優勝を飾りました。

個人的には、昨日の宮原知子ちゃんや坂本花織ちゃんの出来からすると、4回転サルコーなし、トリプルアクセル1本でも十分勝てたなと思ったのですが、そこは、これからの戦いも見据えてそこまでレベルは落とさないという決断だったのでしょうか。

 

今回の全日本は採点は全体に辛め。

ジャンプの回転不足だけでなく、スピンやステップのレベルもかなりしっかりジャッジされていた模様です。

その中で紀平さんは一人220点台の点数を叩き出していたわけで、ISU非公認とは言え、納得のスコアだったかなと思います。

足の故障でルッツを飛ばずにこの点数ですから、本当に一人ズン抜けているなあといえます。

 

 

 

紀平さんの他にもう一人200点超えしたのが樋口新葉ちゃん。

これは嬉しかったですねえ。

新葉ちゃんはずっと応援ていたのですが、ここ2シーズンほどは足の故障でなかなかジャンプが安定せず、なかなか上位に来ることができませんでした。

彼女の表現力はもっと評価されても良いと思っていて、昨日のポエタも18サイトは思えない繊細な雰囲気をしっかり醸し出していました。

現在トリプルアクセルも試合で披露しようという段階のようですし、世界選手権(たぶん決まりと思いますが)では、是非入賞をしてほしいですね。

 

さて、残念だったのが宮原知子ちゃん。

今年のフリーのシンドラーのリスト、グランプリシリーズのフランス大会で観たときに、本当にしっとりと、それでいて緊張感のある演技が素晴らしくて一気に引き込まれました。

あの演技ができれば表彰台は間違いないと思っていたのですが、ジャンプが初めて見るくらいの大崩れ・・・

今年は、拠点を変えてのチャレンジで、そのためになかなか気持ちを集中させるのが難しかったのでしょうか?

チャレンジするって怖いことなんだなあ・・・と(宇野くんを観ても感じたけど)強く感じたものです。

 

ですが、順位としては、坂本花織ちゃんが多くずれしたおかげで?なんとか4位をキープ。3位はジュニアの川畑さんなので、世界選手権代表には決まるかなあと思います。

 

そして、坂本花織ちゃん。

グランプリシリーズから調子悪いですよね・・・

三原舞依ちゃんが今季は休養しているので、それで張り合いがないようなことを言っていたみたいですが、それだけなのかなという感じがします。

なにより、マトリックス、彼女にあってないんじゃないかと思うのです。

というか、ショートの方も今ひとつな気が・・・

昨年はショートもフリーもアップテンポ、今年はショートもフリーもクールな局長を選んでいますが、クールな曲調って、本人の雰囲気がかなり大人っぽくないとできませんし、表現が硬派なものになるので、よほど踊れる人でないと単調になってしまうようにも思います。

坂本花織ちゃんは決して踊れるタイプではないので、はっきり言えば選曲ミスなのかなと・・・

6位という順位は結構深刻で、宮原さんとの間に横井ゆは菜ちゃんがいるので、四大陸も出られないかもしれないという・・・

 

 

 

ちょっと言いすぎかもしれませんが、坂本花織ちゃんに関して言うと、これまでの評価がちょっと高すぎたかなという気がしないでもなくて(オリンピック6位の実力者ではありますが)、もう少しここで、例えば踊りを鍛え直すとか、トリプルアクセル習得するとか1つ何かを持たないと厳しいかな・・・と思ったりするのですが。

 

3位に入ったジュニアの川畑和愛さんは、本当に優美で、シニアに上がってきてもそこそこの戦いができそうな逸材と思います。なんとなく鈴木明子さんを彷彿とさせます。ショートの美しき青きドナウは、素敵でした。

 

と、そんなこんなで、2位以下は波乱といえば波乱だけど、「紀平さん以外は盤石でも何でもない」という今の日本女子フィギュアを露呈した大会であったように思われます。

 

今夜はこれから男子シングルフリー。

私としては、宇野くんに頑張ってもらいたい。是非羽生くんを破って優勝を!!

 

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