働く独女の戯言、独り言by林ティアラ

働く独女の日常とフィギュアスケート愛を語ります。

ハムスターを飛行機に乗せられるなんて気軽に言わないで!!

27日に札幌に帰省してきました。

 

今年は身ひとつではなかったため、帰省に向けて直前にバタバタしました。

そう。ハムスターのマサムネをどうするか、ということを真剣に考えて悩んでいたわけです。

 

当初、小動物専門のホテルに泊めようとしたのですが、予約したホテルをある日偵察に行ったところ、あまりにも汚く店内には塩素のにおいが充満…

こんなところに泊められるわけがない!!と思い、キャンセルしました。

 

そうしたところ、健康診断も兼ねて行った動物病院のお医者様から「保温さえしっかりしていれば飛行機に乗せて連れて行っても大丈夫」と言われました。

 

そうか!!とばかりに、フリースやら、カイロやら保温用品を買いに走っていたのが25日。

が、小動物用のカイロケースを買いにとあるペットショップに行ったところ…何気に飛行機に乗せて移動という話をしたら、店員さんに「やめてください!!死んじゃいます!!」と全力で止められました。

 

ハムスターというのは寒いところに行くと疑似冬眠という状態になりそのまま死んでしまうこともあるというのは聞いたことがあるのですが、どうやら気圧差にも弱いらしいのです。

1歳くらいのハムスターであればまだ大丈夫かも…ということですが、まだ月齢2か月のマサムネは命の保障ができないそうで…

ペットショップの店員さんという立場の人がここまで言うということに、非常に大きなショックを受けました。

 

帰省まであと2日…あたしゃーどうすりゃええねん…と途方に暮れながら、帰る道々ペットホテルスマホで探しました。

 

そうしたところ、大手のペットショップがやっているペットホテルを見つけ、急いで電話。

あまりによれよれしていて、何を話したのか具体的にあまり覚えていないのですが笑、電話に出た方は、私の細かい質問に対してとてもとても丁寧に答えてくださいました。

その時の話で覚えているのは、ハムスターに限らず、小動物は全般的に気圧差に弱く、フライトを終えたウサギちゃんがご臨終されていたということ…

 

わたしは、そのホテルの四谷の店舗にマサムネを預けることに決めました。

 

その日と預ける前の日は、マサムネは、ケージの外に出たい気持ちが非常に強かったようで、縦横無尽に部屋の中を動き回りました。

私も、しばらく外に出られないだろうからと思って、できるだけの時間、彼にお付き合いしました。

 

↓ベッドわきのテーブルでちょっと立ち止まるマサムネ 

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で、一昨日の27日午前、タクシーにマサムネを乗せて送っていったわけです。

受付の際にも、日ごろのご飯の量、トイレやケージの掃除の仕方、持病(マサムネには不整脈があるのが分かりました)など事細かに説明し、数日に一度はメールで連絡が欲しいとお伝えして、彼を預けてきました…

チェックイン時、マサムネは幸い巣箱の中で落ち着いて寝ているようで安心して出てきたわけでした。

 

新千歳についてあまりの寒さに「マサムネ預けてきたよかった!!」とその時は思いました…

が、ペットホテルは他の動物もいるのでハムスターには負担がかかる。

そもそも環境変化に弱い動物、体調を崩しやすい…

などなど、ネットの良くない情報を目にしてしまって、預けてきてよかったのだろうか、私はひどいことをしてしまったのではないだろうか…などと気がかりで気がかりで、ノイローゼになりそうなくらい悩みました…

 

昨日の夜、初日を終えたマサムネの様子が、ホテルからメールで送られてきました。

食事は少し残したそうですが、回し車も回してトイレもきちんと所定の場所でしているそうで、まあまあ元気な様子だそうです(彼は食欲にはムラがあるし、ペットホテルはおそらく多めの量を上げているので、食事を残したこと自体は特に心配はしていません)。

 

↓宿泊初日のマサムネの様子

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ホッと一安心。

 

そして何よりこのホテル、ペットシッターもやっているし、ホテルやトリミングの送迎もやっていることが分かりました(というか、預けようと決めた時点ではホテルのことしか考えていなくて、ウェブサイトを見ても他のサービスが全く目に入らなかった…)。

 

そういえば、預けるときに小動物のフロアは2階です、と言われたっけ…

大きな動物と小動物のホテルフロアは分けてくれているのかもしれません(見てくるだけの心の余裕はなかった…)

 

今でも心配な気持ちはあるけれど、もし簡単にバタバタハムスターが死んだりするならペットホテルなんて商売成り立っていないわけで、よほど弱い個体じゃなければ大丈夫だろう、なんとか、と(心配ではあるモノの)今はそう思えています。

そもそも彼らは騒がしいペットショップに身を置いていたわけでもあるし。

 

そこのホテルは料金もリーズナブルで、メールの報告も丁寧でした。

もしかすると、末永くお世話になれるいいホテルを見つけたのかもしれないと、今は思っています。

 

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ところで、私はちょっと航空会社には苦情を言いたいなと思います。

航空会社のウェブサイトを見ると、飛行機に乗るときのペットの持ち込みについて、小動物についてはOKとしか書いていないのです。

それに、ペットを入れる場所の温度管理についても詳しいことは書かれていません。

小動物が気圧差に弱いことくらい、航空会社はわかっているのでは?

死亡のリスクがあることをきちんとウェブサイト上で告知するべきでは?

きっと犠牲になっている小動物はたくさんいるのではないかと思うのです。

 

簡単に預け入れOKなんて言わないでほしい。

 

私は基本的に帰省時にマサムネを連れ帰るのは、あきらめました。

お金をかけてホテルに泊めるか、シッターを利用するかどちらかにしたいと思っています。どちらにするかはまだ決めていませんけれども…(この話は長くなりそうなので、また今度)。

 

ネットで見てると驚くことに、ご飯をたくさん入れて4,5日放置して出かける方もいるそうで、命を預かっているのによくまあそんなことができるなとあきれてしまいます(私は私でかなり神経質だと思いますが)。

 

犬猫に関しては環境がかなり良くなってきましたけれど、小動物の命はまだ軽んじられているなとつくづく思います。

 

大きな偶然が重なって?私はマサムネと出会えたわけだから、私は、そのときそのときで、マサムネにとって一番いいという選択をこれからもしていきたいと思います。

まだまだ不慣れなダメ母ちゃんですけれど。