東京のコロナ感染者は、もうすぐ500人というところに迫っています。
なにか東京だけが悪者になっていますが、GOTOトラベル(トラブル?)で、全国にウイルスがドバーッと散ってしまったので、今や、大都市中心に感染が激しく拡大している状況。
地方では「東京から来た」というだけで眉をひそめられる事態が起こっているようですが、「だったらきちんと感染していないことを証明して移動すればいいわけでしょ?」というわけで、私は、自費PCR検査を受けて帰省することにしています。
さて、その帰省ですが、8月14日からの予定でしたが、マサムネを預ける病院が金曜日お休みで預けられないことが判明し(前の日の夜につれていくのはちょっと嫌だった)、15日からと1日遅らせることにしました。
そして、それに伴い、元々6日に予約していたPCR検査も日程をあとにずらしたいなと思っていたところ・・・予約していた病院が、12日から15日まで夏季休業であとにずらせないことが判明。
新たに検査してくれるところを探し直すことにしました。
そうしたところ、なんと自宅まで検査しに来てくれて3時間後に検査結果判明、しかもお値段は(あくまで私の住まい千代田区の場合ということですが)2万5000円(税込)というところを見つけたのです。
元々14日は予定を開けていたので、14日の午前9時半に予約して昼過ぎには結果を出してもらうことにしました。
なんでも、ここは、急な海外出張などでコロナの陰性証明が必要になったサラリーマンでも使えるように・・・ということで体制を組んでいるようです。
新たに自分に都合の良いタイミングでPCR検査をしようと、前回予約時にもましていろいろ調べたところ、自費PCR検査の状況が、ちょっと変化していることがわかりました。
なんといっても費用が若干の下落傾向にあります。
私が6日に予約をした10日ほど前の時点では、その病院の2万7000円という値段が私が調べた限り最低価格でした。
ほとんどは3万円以上、中には4万円というところもありました。
しかし、昨日調べたところ、4万円という価格を出しているところは本当に少なく、2万円台のところが増えていました。
さすがに2万5000円以下のところは私は見つけられませんでしたが、10日あまりで数千円の価格ダウンというのは、ある意味「マスクバブル崩壊」を思わせたりもしました。
つまり、どういうことかというと、自費PCR検査の価格競争が始まっているということなのではないでしょうか。
需要もそれなりに増えているけれども、新規参入しているクリニックも多い(それだけ美味しいんでしょうね)。
検査を受けたい人は、サービスが良く(結果がなるべく早く出る)、費用が安いところを探す。
こんな市場原理で、PCR検査の価格が下がっているのかなと思います。
まあ、それでもお高いのですが・・・
特に私が検査を受けるところは、自宅に来て唾液を採取してくれるところ、数時間後に検査結果が出るというところが非常に魅力的でした。
実は、ここ以外に1件25000円で検査結果が出るところがありました。
が、場所は自宅から遠く、検査結果も翌々日じゃないと出ない・・・
コロナの特性を考えると、検査はギリギリに受けた方が断然良いに決まっています。
検査を受けた時点で移動する時点が近ければ近いほど、その間に感染する可能性は低くなるわけですから。
ここ、使えるなあとしみじみ思いました。
政府がな~んにもしないので、このあとコロナの爆発状態はどうなるか全くわかりません。
年末年始あたりなんて、感染爆発が起こっている可能性もある。
そんな中でも自分の移動の自由を自分で守るためには、現状、自分でPCR検査を受けて、陰性であることを証明するよりほかありません。
どうやら、もっと安価でスピーディな検査方法が開発されていて今週にも認可予定のようですが、そうでない限りは、やはりPCR検査が必要で、そのPCR検査をギリギリのタイミングで受けられる環境が整っていることが強く強く求められるのであります。
この短い時間のうちに、こういうかゆいところに手が届くサービスが出てくるあたりがさすが東京という感じだったりします。
が、一番いいのは、やはりニューヨークみたいに、検査場をたくさん設置して、市民が好きなときに好きなだけPCR検査を受けられるようにすることでしょう。
日本政府は、そゆことな~んにもしてくれませんけどね。
いらないというマスクを配ってみようとしたり、ウイルス撒き散らすGOTOなんちゃらキャンペーンをやってみたり(しかも、期待するほどみんな動いてないしね)。
なので、今は市場原理でPCR検査の値段がもっと下がるか、安価な検査がいち早く広く実施されることを願うしかないのでした。
せめて1万円以下で検査受けられるようにしてほしいものです。