働く独女の戯言、独り言by林ティアラ

働く独女の日常とフィギュアスケート愛を語ります。

猫、初体験。

帰省7日目。

早いもので明日1日いたら明後日は東京に戻ります。

 

7月に実家では猫を飼い始めました。

近所のペットショップで売れ残っていた猫を母がとても不憫がって連れ帰ってきた次第。

ラグドールノルウェージャンフォレストとかいう大型長毛種のミックスの男の子です。名前はレオン。

帰省前、毎日電話でそのやんちゃぶりを聞いていたので、今回の帰省は、その子との対面もとても楽しみでした。

 

我が家で猫を飼うのは初めて。

というか動物を飼うこと自体おそらく35年ぶりくらいでしょう。

母は75歳。この年にしてまさか猫を飼うとは思ってもいなかったようです。

 

帰省初日が私は初対面だったわけですが、さして警戒もされず、翌日にはもう撫でさせてくれるくらいになりました。

 

時折甘噛みされたりするし、ご飯やおやつの前は、母親ににゃんにゃんアピールが凄いけれど、見ていて、レオンは人好きでやんちゃとはいえ比較的おとなしく、扱いやすい子ではないかなあと思います。

 

そして、マサムネを飼っていても思うけれど、家の中に人間以外の動物がいるというのは、家の中の雰囲気を柔らかくする効果があるようです。

 

人間の尺度では計り知れないことをやってくれちゃうので、怒りようもないし嘆きようもない。

ま、しゃあないかと思うしかない。

 

私の家族はみんな神経質で、時に人の間違いを厳しく追及することもあるし、ストレスがたまる父母が口論することも珍しくありませんでした。

 

が、父も母もなんというか気持ちが丸くなっているようで、口論していないのです。

 

猫を飼うことに最後まで積極的でなかった父が、レオンのブラッシングをしたり遊び相手をしたり、案外よく面倒を見ていて、ちょっと意外な展開になっています。

 

レオンにとってはご飯をくれたり、トイレの後に体をふく母が一番偉い人のようで、ポッと出の私は、格下扱いのようです。

 

一緒にボール遊びしていても、遠くに行ってしまったボールは私が取りに行く役目をさせられるので…

 

でも、そんな不条理も自然に受け止められる。

それが猫と暮らすということなのかもしれません。

 

うちの母はこまめな人で、レオンがトイレするたびにトイレ砂を変えたり、手足をふいたりあれこれ世話を焼いています。

 

そんな姿を見ていると、ひとり暮らしで猫を飼うのは大変なことだなと思うのでありました…