働く独女の戯言、独り言by林ティアラ

働く独女の日常とフィギュアスケート愛を語ります。

坂本花織が磨いた自分なりの闘い方。

本日エキシビションだったNHK杯フィギュア

 

 

昨日全競技の結果が出たわけですが、女子シングルの闘いもまだ見応えがありました。

 

 

女子シングルは、大会前に紀平梨花ちゃんとロシアのトルソワが故障を理由に棄権。

さらに、SPの6分間練習でロシアのウサチョワが負傷して急遽棄権。

 

 

日本選手の優勝が期待される事態となりました。

 

 

そんな中、坂本花織ちゃんは、SPもFDも大きなミスなくほぼパーフェクトな演技を揃えて優勝しました。

スコアも220点を超える高得点でした。

 

 

仮にロシア選手が出ていたとしても表彰台に乗れていたであろうスコアでした。

 

 

坂本花織ちゃんは、トリプルアクセルも4回転ジャンプも跳びません。

 

 

昨シーズンは4回転を取り入れようと練習していたようですが、伸び悩み、作戦を変更したようです。

 

 

その作戦は今持っているジャンプの質を高め、加点を稼いでいこうというもの。

 

 

元々坂本花織ちゃんのジャンプは大きくて幅があり、加点がつきやすいものでした。

それをさらに磨いていったのです。

 

 

ジャンプの構成にも工夫がありました。

多くの選手が前半に入れる3回転3回転の連続ジャンプを、得点が1.1倍になる後半に入れ、より高得点を狙えるようにしたのです。

 

 

その成果が出たのがNHK杯でした。

 

 

私はこの闘いは間違いではないと思います。

 

 

ロシア選手だって完璧ではありません。

今回の滑りができれば、オリンピックのメダルも狙える可能性があると思います。

 

 

自分の闘い方を見つけた坂本花織ちゃん、非常に楽しみだなと思いました。

 

 

日本選手では、樋口新葉ちゃんがオーストリアの大会で、SPにトリプルアクセルを跳び、日本歴代2位の79点台を出したというニュースがありました。

 

 

また、NHK杯に急遽出場した河辺愛菜ちゃんもSPでトリプルアクセルを決めて73点台を出しました。

 

 

全日本選手権も見逃せない女子シングルなのでありました。