働く独女の戯言、独り言by林ティアラ

働く独女の日常とフィギュアスケート愛を語ります。

フィギュアスケートグランプリファイナルの行方を占ってみる。

今週末行われていた、フィギュアスケートグランプリシリーズフランス大会。

 

 

女子では樋口新葉さんが、SP6位からの逆転で3位、表彰台に乗りました。

男子は、鍵山優真くんがイタリア大会に続き優勝。2位に佐藤駿くんが入り、日本人の1,2となりました(ちなみに3位は私が好きなジェイソン・ブラウンです)。

 

 

グランプリシリーズも残すはあと1戦、ロシア大会のみとなります。

 

 

そこで、グランプリファイナル出場者と戦いの行方をここで占ってみたいと思います。

 

 

まず、出場確定者ですが、女子は、シェルバコワと坂本花織さんだけ。あとは、ロシア大会次第で最終確定かと思いますが、おそらく、ワリエワ、コストルナヤ、トゥクタミシェワと、韓国のユ・ヨンさんになるのではないかと思います。

 

 

男子については、ネイサン・チェン、ヴィンセント・ジョウ、宇野昌磨くん、鍵山優真くんが確定。あとは、おそらくジェイソン・ブラウンと、ロシア大会の結果次第で、コリヤダか佐藤駿くんになるのではないかと思います。

 

 

では、順位予想をしてみたいと思います。

女子については、どうせ表彰台はロシア勢が独占ではないか・・・と思われそうです。

ですが、私は、坂本花織さんは、表彰台を狙えるのではないかと思います。

 

 

というのも、ロシア勢が必ずしも全員盤石の状態ではないからです。

コストルナヤはトリプルアクセルが決まらなくなってきています。

 

 

シェルバコワも、昨年までのサイボーグのような完成度というわけにはいっていません。フランス大会のフリーでもミスをしています(とはいえかなり難しいジャンプではありますが)。

 

 

ワリエワはつけいる隙がなさそうではありますが、坂本花織さんが、ミスのない完璧な演技をしてジャンプの加点を取りまくれば、3位に入ってくる可能性は十分にあります。

坂本さんやユ・ヨンさんがロシア勢の中にどれだけ割って入れるかが、注目されます。

オリンピックを占う上でも非常に興味深い戦いになります。

 

 

男子は、やはりネイサン・チェン選手が優勝筆頭・・・と言えそうですが、初戦のアメリカ大会のような崩れ方もすることがわかりました(平昌オリンピックのときもそうでしたが)。

なので、盤石とまでは言えません。

 

 

また、ヴィンセント・ジョウ選手は、ジャンプの回転不足をとられやすいということで、今ひとつ技術点が伸びてこない可能性があります。

 

 

そうすると、オリンピックシーズンに調子を上げてきた宇野くんが優勝する可能性も十分にあります。

 

 

もちろん、鍵山くんにも優勝のチャンスはありますが、今季はSPとFSの2本を揃えるということがまだできていないところが気になります。

表彰台に乗る可能性は十分にありますが、優勝争いとなると一歩後退という気がしなくもありません。

 

 

羽生結弦くんや紀平梨花さん不在で盛り上がりに欠けると思われていたグランプリシリーズにファイナルですが、続けて見てくると、さすがオリンピックシーズンなだけあって、目が離せません。

 

 

グランプリファイナルは12月9日から12日まで大阪で開催されます。

期間中は、早めに帰宅してテレビにかぶりつきです。