働く独女の戯言、独り言by林ティアラ

働く独女の日常とフィギュアスケート愛を語ります。

羽生くんばかりが持ち上げられることに違和感を感じます。

北京オリンピックが終わりました。

 

フィギュアスケートは蓋を開けてみれば、なかなかの好成績で、団体は銅メダル、男子シングルは、鍵山優真くんが銀メダル、宇野昌磨くんが銅メダル、女子シングルはロシア勢に割って入り坂本花織さんが銅メダル、そして今まで振るわなかったペアも三浦木原組が7位に入賞しました。

 

*坂本花織さんの銅メダルについてはこちらをご覧ください*

 

comcomcom0620.hatenablog.jp

 

しかし、このように好成績を挙げた人が多数いるにもかかわらず、ワイドショーもネットニュースも、持ち上げるのは羽生結弦くんばかり。

 

確かに羽生くんは、誰も飛んだことがない4回転アクセルを飛び、失敗はしたものの一応認定はされました。

 

しかし、団体戦にも出ておらず、ショートプログラムでは(不運だったとはいえ)ミスをして、結果としてメダルを取ることはできませんでした。

 

もっと注目されて良いはずの宇野くんや鍵山くんにはほとんど触れられず、テレビをつければ、連日羽生くん、羽生くん。

 

うんざりです。

 

確かに羽生くんは、オリンピック2連覇したレジェンドではあります。

しかしそれは、もはや過去の栄光です。

 

華がある選手で、もてはやしたくなる気持ちもわかります。

しかし、メダリストをほとんど無視するような扱いで、羽生くん羽生くんと大騒ぎするのは、メダリストである選手たちに大変失礼です。

 

先ほども、ゴゴスマとかいう番組で(本日は在宅勤務でした)、羽生くんのエキシビジョンをノーカットで放送し、コメンテーターに対して羽生くんを持ち上げるコメントをさせていました。

 

正直なところ、気持ち悪いったらありません。

 

スケート界は進化しています。

なのに、過去の栄光をいつまでも持ち出して、1人の選手を崇め続けるのは、日本自体がスポーツの進化についていけていないことを意味しているように思えてなりません。

 

いい加減、テレビ局には「羽生くんマンセー」をそろそろやめてほしいと強く思います。

 

そして、メダリストとなった選手を正当に評価して報道してほしいと思うのでした。