働く独女の戯言、独り言by林ティアラ

働く独女の日常とフィギュアスケート愛を語ります。

三原舞依ちゃんに日本女子フィギュアスケートの可能性を見た!

本日は、午後からテレビ朝日で、スケートカナダの男女フリーを観ていました。

 

 

女子は、今季ジュニアからシニアに上がったロシアのワリエワが世界新のスコアで優勝。

表彰台はロシアが独占しました。

 

 

そんな中、故障で棄権した紀平梨花ちゃんに代わって出場した三原舞依ちゃんが、自己新のスコアで4位に入りました。

 

 

三原舞依4位「まだまだ強くなれる」 フィギュア・スケートカナダ(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 

 

今回のスケートカナダは、確か6から7名の選手がトリプルアクセルを演技に組み込むハイレベルな大会。

 

 

日本の樋口新葉ちゃんや河辺愛菜ちゃんもトリプルアクセルを組み込んでいました。

が、三原舞依ちゃんは大技はなし。

 

 

にもかかわらず、自己新を叩き出し、3位のロシア選手にあと4点に迫る健闘を見せたのは、三原舞依ちゃんだったのです。

 

 

樋口新葉ちゃんは、フリーでトリプルアクセルを降りたものの、後半のジャンプが2本トリプル予定のものがダブルになり、スコアが伸びませんでした。

 

 

河辺愛菜ちゃんは、ショートプログラムでかなり大きなミスをしたのが足を引っ張りました。

 

 

それに対して三原舞依ちゃんは、ショートで若干の減点はされたものの、フリーでは正確な技を積み重ねて加点を得てスコアを伸ばしたのです。

 

 

正直なところ、昨今のロシア女子選手は化け物級で、そう易々と追いつける存在ではありません。

 

 

そうであれば、戦い方としては、正確で美しい演技を積み重ねてある程度の上位を狙うというのが、実は賢いやり方なのかもしれません。

 

男子で言うと、ジェイソン・ブラウン選手のような戦い方です。

 

 

三原舞依ちゃんの今回の演技は、そういう戦い方の可能性を大いに見せてくれました。

 

大技は見ていて華やかですし、胸がすきます。

ですが、じわじわしみじみと感動するのは、正確な技術に裏打ちされた美しい演技です。

 

 

そういう演技を武器に、日本人女子選手にはどんな大会でも健闘してほしいと思うのでした。