先日、NHKのBS1、アスリートの魂で、末續慎吾さんを取り上げていました。
見そびれたので、再放送を録画して、昨夜視聴しました。
世界陸上で銅メダルを取ってから15年。
昨年久しぶりに日本選手権に出ていて、まだ現役生活を続けているのは知っていました。
が、その間の苦悩や、今何を目指しているのかは、初めて知りました。
世界の舞台で躍動していた時、彼が精神的にかなりギリギリな状態だったとは知りませんでした。
そして今、自分の年齢で何ができるのか、アスリートはどう生きるべきなのかを、愚直に真っ直ぐに追求していることを初めて知りました。
彼は、若い頃、家庭の事情やそれに付随する経済的事情で、選手生活が送れなくなるかもしれないほど、大変な時期がありました。
苦労苦労の中、それでも走り続ける彼は、修行僧のようでもあり、若い頃にはなかった凄みを身につけているように見えました。
若い頃もかっこよかったけど、今は遥かにかっこよい。
頂点で引退すれば、名門大や全日本のコーチになれたことは間違いなかったんでしょうけどね。
現役にこだわる末續さんをこれからも応援したいと思うのでした。