なぜかヨーロッパのエストニアで現在開催されているフィギュアスケートの四大陸選手権。
日本からは人気のあるトップ選手が派遣されていないこともあり(かつ他国からの選手もそれほど知名度がある人が出ているわけではないようで)、放送は深夜枠になっています。
競技時間帯自体は生中継しても良さそうな時間帯ではあるのですが・・・
私は、録画してこの土日見ていました。
女子は三原舞依さんが実力を発揮して優勝しました。
このこともとても嬉しかったのですが、それにもまして感動したのが、村元哉中・高橋大輔組のアイスダンスでした。
日本人初の銀メダルに輝いたわけですが、その演技は目を離せないほど惹きつけられるものでした。
村元高橋組の今シーズンの2つのプログラムは、とても対象的なもので、リズムダンスのソーラン節は和テイストと若干ヒップホップ的な要素が入っている斬新なものです。
一方でフリーダンスのラ・バヤデールは、正統派バレエの美しいプログラムです。
四大陸選手権では、リズムダンスで転倒のミスが出ましたが、それが気にならないくらい、村元高橋組は2つのプログラムを完璧に演じきっていました。
私は、典型的な日本人で?これまではシングル競技ばかりを見ていたのですが、村元高橋組のおかげで、アイスダンスにもとても興味が湧いてきました。
まだまだテレビ中継では、村元高橋組の演技しか流れず、世界の強豪の演技が見られないことが多いですが、これを機に世界のトップクラスの選手の演技もたくさん見られる環境になってくれればと思っています。
こんなことを言ってはなんですが、4大陸選手権を見る限りでは、アイスダンス代表は、村元高橋組のほうが良かったかな・・・などと思ってしまいます。
やはり人を惹きつける華がありますので。
そう思っている人も多いのではないでしょうか。
小松原夫妻も出るからには、「村元高橋組に負けてないね」と言われるくらいの演技をオリンピックでやってもらいたいと思います。
今夜は男子シングルのフリースケーティングがあります。
現在2位につけている友野一希くん。優勝してもらいたいものです。