ついに本格シーズン到来のフィギュアスケート。
グランプリシリーズ初戦は、スケートアメリカでございます。
なぜか男子は、日本選手が一人も出ておりませんでした。
が、見応えあったなあ。
まず、ネイサン。
ますます踊れるネイサンになって、今シーズン始まってくれました。
個人的には、今のところフリーよりショートの雰囲気のほうが好きです。
シニアに上がってから、こういう軽快な感じというのはありませんでしたが、ネイサン、こういうのもできるのね!!と新たな魅力爆発です。
おっさん枠のボロノフやブレジナの意地の演技も魅力たっぷりでした。
ボロノフのフリーの曲の振り付けが、デニス・テンだったと聞いて、ちょっとウルッときました。
応援しているおっさん枠選手の一人、ビチェンコがちょっと本調子でなかったのが気にはなりましたが…
来週はスケートカナダで宇野君と友野君が登場です。
さすがにゴールデン枠でテレ朝さんも放送してくれるというので、かぶりつきで見たい!!と思うのでした。
さて、女子。
時差の関係で、フリーは明日早朝ということになってしまいますが、ショートを見る限り、やはり、今回出場した日本3選手のうち、宮原さんと坂本さんは実力が一つ抜けているなと感じました(ロシアのトップ勢はいなかったしね)。
宮原さんも坂本さんもオリンピックに出てひとつ階段を上がったように思います。
宮原さんは貫禄がついてきたし、坂本さんも演技が一つ大きくなったように見えました。
坂本さんは、意外にしっとりした曲もできそうな感じですしね。
明日はよほどのことがない限り、この二人が表彰台に残ることは間違いないと思います。
それくらい安心して見ていられる演技でした(宮原さんは、今日はジャンプが大きくてよかったです!!)。
で、本田真凛ちゃんですが。
去年までよりのびのび演技しているのかなとは思いました。
曲調も、今日のちょっとセクシーな感じのほうが向いてそうに見える。
ですが、得点伸び悩んでましたね。
本人が思ったより出なかった感じ。
どうやらジャンプの回転不足を取られているようですが…
これはネームバリューのせいなのか、それとも去年の彼女と同じ「向いている方向がちょっと違う」がまだ治っていないから、なのか?
彼女の場合、ハヤシは、自分大好き、自分サイコー!!というところが治らない限り、上位には食い込んでいけないだろな、と思ってます。
いつまでも、ジュニア世界選手権で優勝した栄光をひきずっていては、シニアの世界では生きていけません。
そこんとこ、まだ彼女はわかっていないような気がしてならない…
シーズン終わりに笑うのは誰なのか。
ワクワクドキドキのシーズン開幕です、イエーイ!!