働く独女の戯言、独り言by林ティアラ

働く独女の日常とフィギュアスケート愛を語ります。

東京は、ついに4回目の緊急事態宣言です。

昨日、コロナワクチンを摂取してきました。1回目です。

注射をしたあたりが昨日から痛いです。激痛です。腕もろくにあげられません。

しかし、それ以外の副反応はなく、ホッとしているところです。

 

さて、東京は明日から緊急事態宣言が発出されます。

前回解除されたときからわずかわずか3週間で逆戻り。

前回の解除は一体何だったのだろうな・・・と思ってしまいます。

 

コロナが蔓延し始めてから、私は外でお酒を飲むということをほぼしてこなかったのですが(自宅でお猪口1杯梅酒を飲んだりはしますが)、実は前回の緊急事態宣言解除後に、外でスパークリングワインを1杯飲んだことがありました。

 

平日に休みをとって新宿に買い物に行った際に、伊勢丹の2階にあるカウンター式のカフェでホットサンドと一緒にいただきました。

久しぶりに外で飲むお酒は、とても美味しく感じられました。

と同時に、大きな開放感がありました(平日に仕事を休んでいたので、余計そう感じたのかもしれません)。

 

お店の方に「ようやくお酒出せますね。」と話しかけたところ、「ホント、やっとですよ」ととても嬉しそうな顔をしていらっしゃいました。

 

それからわずか3週間でまたお酒が出せなくなる状況になるとは、なんともやりきれません。

 

もちろん、酒類提供は禁止されているわけではなく、あくまで「出さないで」という要請に過ぎません。

が、伊勢丹のお店ともなると、いくらお願いベースの「要請」であったとしても、それが政府からのものともなれば、逆らうことはできないのかな、と思います。

 

実は、私は明日の月曜日も休みをとっていて、ワクチンの副反応の問題がなければ出かけようと思っていました。

ここ3週間ばかり息が詰まるほど仕事が忙しくて、一段落ついたところで、ちょっと息抜きをしようと思っていたのです。

久しぶりに表参道あたりに買い物に行きたいなと思っていました(休みの日は人手が多くて怖いので)。

できればまたワインの1杯くらい飲みたいな、とも思っていました。

 

ですが、またまたまたまたの緊急事態宣言となり、私は、店自体が閉まってしまうのでは?とちょっとがっかりした気持ちになりました。

幸い、今回は百貨店などの休業要請はなさそうで、お買い物自体はできそうです。

が、やはり酒類提供は禁止になってしまいました。

なので、「ワインを1杯」は我慢しなければならなくなってしまいました。

 

先日伊勢丹でスパークリングを飲んでいたときに思ったのですが、一人客が昼間に軽く1杯飲む程度の酒にどんなリスクがあるのか全くわかりませんでした。

 

確かに大勢で宴会のようにしてお酒を飲むとタガが外れて感染対策が疎かになり、そこに感染者がいれば一気に感染が広まる、というリスクはわかります。

 

ですが、だとしたら、それを規制すればいいのであって、昼間の一人客、二人客に対する酒類提供は、例えば2杯までは許容するなどの措置は取れるのではないかと思います。

そして、そうするだけでも、飲食店はかなり助かるのではないかな、と思います。

 

今回は、酒屋さんに対して居酒屋などに酒を売るなという要請もあるそうで、だんだん政府の規制が度を越してきているように思えてなりません。

 

もうひとつ私が心配なのがフクモリです。

 

何度もこのブログで紹介してきましたが、フクモリは、私の住まいのすぐ近く、東京は馬喰町にあるカフェレストランです。

 

fuku-mori.jp

 

フクモリは、前回の緊急事態宣言などを受けて6月1日から7月12日まで休業しています。

 

おそらく7月12日になれば、規制も明けて営業できると考えてのご判断だったのではないかと思うのですが、ここに来てまた緊急事態宣言となってしまいました。

 

お店、開けるのでしょうか。

それとも休業が続行するのでしょうか。

開けてもらえれば、人気店のフクモリですから、お客は戻るでしょう。

 

しかし、このまま閉店なんていうことになってしまったら、どうしようと思います。

 

私がこの界隈に住み始めたことからフクモリはあって、私の拠り所になってくれていました。

そのフクモリがもしなくなってしまうなんてことになったら、寂しいとしか言いようがありません。

 

コロナの世の中になってから、いろんなお店の閉店を目にしてきました。

4回目の緊急事態宣言はダメ押し感が強いなと感じています。

 

そして、飲食は人々のストレス発散のツールでもあります。

飲食に対する規制は、個人に対する規制とイコールでもあります。

 

いつまで経っても同じことの繰り返しで対策しようとする政府のやり方に、全く能がないなとイラッとした4回目の緊急事態宣言なのでした。