働く独女の戯言、独り言by林ティアラ

働く独女の日常とフィギュアスケート愛を語ります。

なにもできない、歯がゆいのだ。

北海道で地震が起きて、もう1週間になろうかというところです。

 

この間、札幌の実家は、水と電気が止まり、それらが復旧し、食べ物の調達に難儀する、と、局面がコロコロ変わってきました。

 

今もスーパーの品揃えはかなり少ないらしく、母は少しでも品物があるうちにと思って、毎日、以前よりかなり早くスーパーに行っているようです。

 

月に一度、実家からは野菜や肉、魚が送られてきます。

 

今回は私が何かする番だ、と思うのですが、母は、大丈夫だから、と言って遠慮します。

ひとりで東京で仕事する娘に、余計な心配させたくないと思っているのでしょう。

 

実際、食い意地が張っていて、工夫ややりくりが得意な人なので、今ある状況を受け入れて、それなりに食べているのだろうとは思います。

 

そう思いつつも、なんだか、自分だけがなにもしていない、苦労も味わってないと感じてしまい、毎日のほほんと暮らしていることが申し訳なく思うのです。

 

なかなか言葉で表現するのは難しいのですが。

 

家族が味わっている苦労を私も実感したいと思うし、その苦労に対して、何か補填したいと思うのです。

 

理由ははっきりとはわからないのですが、もしかすると、家族との一体感を失いたくないという気持ちなのかもしれません。

 

何かできることないか、何か送ってあげて喜んでもらえるものないか、と昨日あたりからずっと考えています。

 

が、なかなか妙案は浮かばないもので。

 

週末あたり、必需品じゃなくていいから、中身を見たときにホッとできるようなものを探しに、出かけてこようと思います。