働く独女の戯言、独り言by林ティアラ

働く独女の日常とフィギュアスケート愛を語ります。

コロナ感染爆発の中でのオリンピック、最終日の感想。

東京はコロナの感染者数が連日4000人を超える今日このごろ。

昼食はもともと外食が多かったのですが、最近はそれも怖くなり、買ってきたものをオフィスで食べています。

 

そんな中オリンピックが行われており、本日ついに最終日となりました。

 

日本は合計27個の金メダルをとり、幅広い種目で活躍した印象を持っています。

 

オリンピックの開始直後はそれなりに楽しんでおりました。

 

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コロナコロナで日々の楽しみも半減している毎日だったので、1つのエンタテインメントとしてとても楽しく感じられたのです。

 

また、前半戦は柔道や体操など、日本の活躍が見込まれる競技が多かったのも楽しかった要因の1つかもしれません。

 

内村選手や瀬戸大也選手の予選落ちという話題も、皮肉ではありますが、オリンピックへの興味を掻き立てる話題となりました。

 

私は元々スポーツ観戦が好きで、昔からオリンピックが始まるとマイナー競技も含めて、様々な競技を見て楽しんでおりました。

 

今回も結局自宅にいるときは、ほとんどオリンピックを見ておりました。

 

ですが、日が経つうちにいつものオリンピックと違う気持ちが湧いてきました。

 

いつものオリンピックと違って血湧き肉躍る感じがありませんでした。

そして、途中でオリンピックに飽きてきました。4,5日前のことです。

 

これだけ日本が大活躍しているというのに、「ああ、楽しい!!」というすっきり感がほとんどなかったのです。

 

はっきりとした理由はわかりません。

ですが、やっぱり原因はコロナのような気がしてならないのです。

 

東京は、オリンピック中から今までにない勢いで感染者数が多くなり始めました。

その割に、外の人出は減らないし、政府も緊急事態宣言を伸ばしただけで、次の一手とを打とうとしませんでした。

 

それどころか、本来入院治療が必要な中等症患者を原則自宅療養とするという耳をう疑う方針を打ち出したわけです。

 

私はワクチンは打ち終わりました。

ですが、ワクチンも絶対ではありません。

ここまで感染が拡大すると、自分もいつ感染してもおかしくないという恐怖心がひたひたと湧いてきます。

とはいえ、外に出ないわけには行かない日々を送ってもいるわけです。

 

毎日を過ごす上での「心の引っ掛かり」が大きくなってしまいました。

 

そんな中で、オリンピックを見ても、結局楽しめないのだな。

むしろ、毎日毎日スポーツばかりを見せられることになるので飽きてしまうのだな。

つくづく感じました。

 

自分だけではなく、世間の反応も似たような感じなのかなという気がしています。

 

ワイドショーを見ていても(もしかすると私が見ているものだけかもしれませんが)、「日本人が金メダル獲得!!」と騒ぎ立てるだけではなく、同時にコロナの話題も報道されたりしていました。

 

また、以前と違って、メダリストをスタジオに呼んで質問攻めにするということもあまりやっていないように見受けられます(これもコロナのせいかもしれませんね)。

 

最終日の感想は「ああ、やっと終わるんだな」というものです。

明日からはしばらく普通の毎日です。

いつもなら寂しさがあるところですが、今回はそういった感慨もありません。

 

コロナはつくづく、人の楽しみを奪っていくのだなあと思うのでありました。

 

なお、オリンピックの最中、私がエキサイトした競技ベスト3は以下のとおりです。

 

3位 陸上男子3000メートル障害決勝

 まさか日本人が決勝に進んで入賞する日が来るとは思いませんでした。

 

2位 女子ソフトボール決勝

 アメリカとの因縁の対決を制して非常に嬉しく思いました。

 

1位 男子フェンシングエペ決勝

 試合が進んでいくごとにどんどんエキサイトしました。まさか金メダルを取るとは思いませんでした。

 

兎にも角にも選手の皆様はお疲れさまでした。

それだけは申し上げたいと思うのでした。