働く独女の戯言、独り言by林ティアラ

働く独女の日常とフィギュアスケート愛を語ります。

コロナ禍の生活に慣れてしまいました。

どうやら9月末で、長かった緊急事態宣言が解除されそうです。

 

昨年コロナが蔓延し始めて、何度も緊急事態宣言が繰り返されてきました。

 

そんな中、多くの人々は外出などを自粛する生活をしていました。

なので、長い緊急事態宣言が終わるとなると、開放的な気分になる方も少なくないのではないかと思います。

 

ですが、私はちょっと戸惑っています。

緊急事態宣言が解除された後、元の生活にもう戻れないな…と思っているのです。

 

確かに、自粛生活は、ストレスフルなものではあります。

なんというか、何かしたいことがあっても思い切りすることはできないのではないか、という心を縛られた感じがするからです。

 

 

とはいえ、では、今の自分の生活が嫌なのか、というとすっかりなじんでしまっているのです。

 

 

緊急事態宣言が発令されて以降、私は、仕事をなるべく早く終えて、早めに帰宅するようになりました。

 

 

以前は、夕食を外で食べて9時過ぎに帰宅というのが当たり前でしたが、最近は5時前後に仕事を終えて帰路につき、途中、仲良くなった近所の猫と遊んでから6時から7時の間に帰宅して、家で夕食をとるという生活になりました。

 

その生活ペースが自分には合っていたようなのです。

 

以前よりも体が楽になりました。

家に帰ってから、掃除や家事をする時間にゆとりができ、YouTubeをのんびり見る時間もできました。

 

バタバタ家事をして、バタバタと床につく。そんな生活から解放されました。

 

もちろん昼間の時間の使い方は工夫しなければならなくなりましたが、夜までだらだら仕事するよりは全然マシです。

 

大勢の飲み会が私は苦手だったのですが、そういうものからも解放されました。

 

マイペースで大人数と関わるのが苦手な私には、コロナの世の中で手に入れた生活は決して悪いものではなかったのです。

 

なので、年末に向かって緊急事態宣言が本格的に解除され、コロナ前の生活に完全に戻ってしまうのは、ちょっと不安です。

 

忘年会とか新年会とか、行きたくない。

 

コロナはいい加減収束してほしい。

でも、自分の生活は今のままがいい。

 

なんともわがままかもしれませんが、そういう本音を持っている人も、案外いるのかもしれないな、と思っています。