働く独女の戯言、独り言by林ティアラ

働く独女の日常とフィギュアスケート愛を語ります。

宇野昌磨くんのステファン・ランビエール化?

フィギュアスケートグランプリシリーズの季節が始まりました。

 

今週末は、初戦のスケートアメリカが行われており、現時点で男子シングルの結果が出たようです。

 

scramble-talk.com

 

優勝はアメリカのヴィンセント・ジョウ、宇野昌磨くんが2位。

SPで4位と出遅れたネイサン・チェンは巻き返せず3位に終わったということです。

 

テレ朝さんが地上波で今日の深夜にやっと男女のSPを放送する・・・という視聴者無視の放送スケジュールを組んでくれたおかげで、私は、男子のSPの演技は、宇野くんと、ネイサンとジョウのをYou Tubeで見たところです。

 

その感想ですが、宇野くん、演技が現師匠のランビエールに似てきたなあと思いました。

 

宇野くんは、以前は山田満知子樋口美穂子コーチのもとで練習していて、振り付けも樋口コーチがやっていたわけですが、国際的な評価は置いておくとして、腕の使い方が単調で、どの曲をやっても似たような振り付けになっているのがとても気になっていました。

 

昨年は、コーチを途中までつけていなかった一昨年のプログラムを使っていたのであまり感じませんでした。

が、今回始めて今季のショートを見た限りでは、腕のしなやかなフリや、最後のキメポーズの背中の美しさなどを見るにつけ、現役時代「舞踊家」のようにも見えたコーチのランビエール師の影響がとても大きく出ているなあと感じました。

 

ポップで今風な感じはまったくなく、古典的で繊細な舞を感じさせる演技。

本来持っていた宇野くんの良さがいよいよ出てきたな・・・と感心したところです。

 

フリーはボレロだそうで、こちらもまだ今季演技を見ていないのですが、とても楽しみです・・・

 

フィギュアの男子は、国内を見れば鍵山優真くんが台頭し、世界を見れば、(今回は崩れたとはいえ)ネイサンがぶっちぎりのトップを走っている状態。

 

一時低迷した宇野くんがどう戦うのかは、宇野ファンの私としては懸念していたところではありますが、今回のスケートアメリカの演技を見て、一皮むけたことがひしひしと感じられ、オリンピックで2大会連続のメダルもありうる、十分に戦えると確信したのでありました。

 

それにしてもテレ朝・・・スケートファンの懐につけこんで「ライブで見たい人は金払え」なんて守銭奴みたいなことはせずに、地上波でまともな時間にまともな放送をしてください。