動物を飼う人は飼育書くらい読みましょう。
本日は、仕事でどうしても外出しなければならず、午前10時過ぎから午後2時ころまで出ていました。
帰ってきたあと自宅で料理して、今ブログを更新しているところです。
外に出るときはランチは外でするときもありますが、基本は自宅で3食・・・
そんなに料理のレパートリーが広い方ではないので、面白いやら大変やら・・・というところです。
さて、本日は最近ちょっと気になったことを。
ハムスターの男の子マサムネを飼っていることは、このブログで難解も触れているので、あるいはご存じの方もいらっしゃるかと思います。
元々動物が好きではあったのですが、マサムネを飼うようになってから、色んな動物に興味を持つようになり、ハムスターを中心として動物関係のツイッターやYou Tubeをたくさん見るようになりました。
そうしたらとても気になることが出てきたのです。
特にハムスターについて、飼育の基本がまるでわかっていない投稿を目にすることが結構頻繁にあるのです。
例えば先日は、ジャンガリアンハムスターを1つのケージで2匹飼育していた結果、流血者の大喧嘩をしたのを怪我をしたハムちゃん2匹の写真とともに投稿していたツイッター記事を見ました。
ゴールデンハムスターもジャンガリアンハムスターも縄張り意識が非常に強い生き物。
1つのケージに1匹がセオリーとも言えます(ロボロフスキーハムスターのみ相性次第で複数飼育が可能と言われています)。
ペットショップなどで多頭飼育している光景をよく目にしますが、あれは縄張り意識が目覚める前のまだほんの子どものときであることから可能なもののようです。
なお、我が愛ハムのマサムネは、ペットショップで出会ったとき1匹でケージにいました。
ハムスターは単独飼育が原則という知識は何も特別なものではなく、普通に売っている飼育書には必ず書かれていることです。
さらに、つい昨日ですが、ジャンガリアンハムスターに水浴びをさせている動画をツイッターでアップしているのを見かけました。
ハムスターは、砂浴びをして体の汚れを落とす生き物で、水浴びは厳禁。体温を奪われて死に至る危険すらあります。
虐待動画かと思ったくらいです(虐待といえば、以前You Tubeでハムスターを染料で青色に染めているひどい動画を目にしました・・・今でもトラウマになっています)。
このツイートは、多くのハムスター愛好家から非難のコメントを浴びていました。
私はコメントはしませんでしたが、暴力的なツイートであると報告をしておきました。
ハムスターを水浴びさせてはいけないということも飼育のごく基本。これもどの飼育書にも書いてあることです。
他にも、ハムスターにどでかい野菜や果物をあげている動画、あげてはいけないとされている食べ物をあげていることを伝える投稿(例えばチョコレート)など、目を疑うようなものに1日1回は出くわします。
私もこどものころ、知識不足でカメやジュウシマツを飼い、早死させてしまったことがあります。それは今でも私の心に大きな傷を残しています。昔死なせてしまった動物たちに申し訳ないと思う気持ちが今でもあります。
でも、今は、私が子どもの頃と違って、メジャーな動物については多くの飼育書が発行されています。飼育書がない場合でもネットを調べればある程度の飼育に関する情報が得られる時代です(もちろん、ネット上の情報には真実とは言えないものもあります。それは、その動物の飼育方法がまだ研究途上にあり、確立されていないことも理由の1つだと思います)。
そうであれば、飼育する方も飼育前に、飼育書の一冊くらい読むのが半ば義務なのではないでしょうか。
そうすることによって、自分がこれから飼うであろう動物に不幸な結果を与えないことができるのです。
私はマサムネを迎える前に、ハムスターの飼育書を2冊読みました。
そのために特に飼育当初は神経質になりすぎるところもありました。
飼育書には、「それはやれって言われても無理」ということや、実際に世話をしてみて「これは必ずしも書いてあるとおりではない」ということがあります。
ですが、飼育の柱となることは理解できます。
私は飼育書を読んだおかげで、マサムネに対して「完全に誤りな対応」というものはせずにここまで来ることができています。
確かに、飼育書を一冊読んでも、マサムネの体に合わないものを食べさせすぎてしまって、膀胱に砂ができる事態となってしまいました。
お医者様には体質の問題なので気にする必要はないと言われていますが、肝に銘じなければならない出来事だと自分では思っています。
*「膀胱に砂」については、以下の投稿をご覧ください*
ハムスターの流血の喧嘩も(死なないでよかったです)、ハムスターに水浴びさせることも、飼育書を1回でも読んでいれば避けられたことのはずです。
動物を飼うということは命を預かるということだと、マサムネの世話をしていてしみじみ思います。
彼らの命は飼い主に委ねられてしまっていると言っても過言ではありません。
飼う側は、そのことを忘れてはいけないのです。
飼うんだったら飼育書くらい読むべきです。
そうすることで、「完全なる誤り」はしないで済むようになります。
飼育書を読む手間すらかけられない人は、私は動物を飼う資格はないんじゃないのかなと思います。
ペットは、人間がどうにでもして良い命じゃないということを、動物を飼うすべての人にわかってほしいと思うのであります。
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