働く独女の戯言、独り言by林ティアラ

働く独女の日常とフィギュアスケート愛を語ります。

両親とワタシ。

帰省2日目。

本日は午後に知人に会う約束があり、2時間ほど外出したほかは、自宅でのんびりしておりました。

 

実家を出て、まる11年が過ぎました。

東京で独り暮らしを始める時、おとーちゃんもおかーちゃんも妹も、引越し手伝いに来てくれて、手伝いが終わった後、涙こぼして帰っていきました。

 

ハヤシの中には、今でもあの光景が残っていて、だから、帰れるときは帰ってこよう、と思い、時間があるときは、なるべく帰省するようにしているのです。

 

独り者のハヤシは、いい年こいてますが、両親にとっては、まだ娘。

自分は自立しているつもりでも、親から見たら

、ずっとずっと、心配の対象なのです。

 

ちゃんと食べてるか。

身辺は安全か。

何か悩んでいることはないのか。

 

などなど、尽きることはないようです。

 

前々回の投稿で、転職予定があると話しましたが、そういう決断をする過程で、実はかなり悩んでいて、食も細くなり、ただでさえ痩せぎすの体が更に細くなってしまいました。

 

自分では食が細くなっていることに気づかなかったのですが、親は、私が倒れるのではないかと、本気で心配していたようです。

 

精神的にかなりきつかった数ヶ月間でしたが、親は、ずっとずっと、励まし続け、話を聞き続けてくれました。

 

もう70代も半ばにさしかかる親に、とんでもない親不孝をしたものです。

 

自分が悩んでいたことが、とるに足らないことだったのだとようやく気がついて、今は元気になりましたが、最近、そのせいか、親の気持ちにやたら敏感になってしまっています。

 

寂しい思いをしてるんじゃなかろうか。

ホントは、ワタシにこーしてほしいとか思っていることがあるのに、遠慮してんじゃないだろうか。

 

考えてみると、今まで親孝行らしいことをした記憶もありません。

孫の顔すら、見せられず仕舞いです。

 

とかいいつつ、何が親孝行なのかも、よく分からなかったりするのですが。

 

今、ワタシが親に対してできることは、元気な姿を見せること、くらいしかないのかもしれません。

 

帰省中は、おかーちゃんのご飯をたくさん食べて、たくさん喋って帰ろうと思います。

 

追伸

札幌、寒いっす。