働く独女の戯言、独り言by林ティアラ

働く独女の日常とフィギュアスケート愛を語ります。

コクワガタのツヨシが亡くなりました

本日深夜(8月18日になってから)、

飼育していたコクワガタのツヨシが

亡くなりました。

 

昨日の朝まで元気にしていました。

夕方帰宅してケージを見ると

珍しく横になっていました。

が、ニジイロクワガタのキクゾウは

よくこのスタイルをするので

あまり気にも留めていませんでした。

 

その後夜8時近くにケージを見ると

仰向けになって倒れていました。

急いで体勢を直したものの

手足はだらんとしていて

もうすでに息がないように見えました。

 

そこで、予め取り寄せていた

愛ペットというところの

昆虫葬のキットに

ツヨシの体を収めました。

 

しかしその後ネットで調べてみると、

昆虫は仮死状態になることがあると

書いてありました。

 

私はわらをもすがる思いで

一度封をしたキットを開封し、

ツヨシの体を見てみました。

 

そうしたら、中に収めた時と

脚の位置が変わっていました。

 

これはもしかして

生きているのではないかと思い、

ツヨシを取り出して

ケージの中に戻しました。

 

ツヨシは元気よく動くことは

ありませんでしたが、

2本の脚をわずかに動かしました。

触覚も動きました。

 

その状態が日が変わるタイミングまで

続きました。

 

私はツヨシのケージを枕元に置いて寝ました。

 

夜中に何度か起きて確認しました。

戻してから体勢は変わりませんでした。

 

朝起きて、

ケージの中からツヨシを取り出しました。

もうツヨシは動くことがありませんでした。

本当に亡くなってしまいました。

 

ツヨシをお迎えしたのは、昨年の7月23日。

野生採取の小さな子で

たった200円で売られていました。

 

体に傷がないから若い個体だと思うよ。

頑張れば3,4年生きるよ。

 

ショップの方にそう言われて連れてきました。

 

無事越冬も終え、

私はこれからあと何年か一緒に暮らせると

思い込んでいました。

 

お別れは突然すぎてとてもショックですし、

悲しいです。

 

おそらくツヨシは、

少しずつ体が麻痺していったのかなと思います。

最後まで2本の脚がなんとか動いていたのでしょう。

 

クワガタの突然死はよくあるようで、

蒸れや乾燥、ダニがつくなどの理由があるようですが、

私は夏も毎日エアコンを入れ室内は25~26度に

保っていました。

もしかすると若干湿気が多かったような気もしますが、

蒸れているということもありませんでした。

ヒノキマットで飼っていたので、

ダニも一切ついていませんでした。

 

なので、寿命としか言えないように思うのです。

 

昨夜は自分を責めていましたが、

色々考えて自分の飼育方法に

大きな問題はないという結論に至りました。

 

なので、気持ちよくツヨシを送ってあげたいと思います。

 

また、うちにもう1匹残る

ニジイロクワガタのキクゾウを

大切にしてあげようと思いました。

 

生き物と一緒にいると

お別れの時を迎えることは避けられないし、

お別れの仕方も様々です。

 

全てが納得できるお別れとは限らないことを

ツヨシは教えてくれました。

 

でも、ツヨシとの暮らしは楽しいものでした。

これからも私は

自分の時間が許す限り、

生き物と暮らしていきたいと思います。